

ちょっとややこしいのだけれど(笑)、分類について説明しておきます。
図鑑では以下の分類に従って、一般的な名称・分類で表記しています。
(理由は、その方が初心者の方にはさがしやすいでしょうから。
私もその呼び方で慣れているので。。。(笑))
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一般的に「ゼラニウム」と呼び習わしている植物は、フウロソウ科(Geraniceae)ペラルゴニウム属(Pelargonium)
のことです。なぜペラルゴニウムといわずにゼラニウムが通称として定着したかというと、
以前はゼラニウム属(ゲンノショウコ属)に属していたからです。
あとでペラルゴニウム属として独立したということですね。
マーサ・スチュワートのゼラニウム特集を読むと、ビクトリア時代にかなり品種の改良がされてしまっていて、
今現在それらを系統的に分類するのは実際難しい。。。と書いてありました。
ここ最近でも、ゼラニウムの品種改良がどんどんすすんでいて、変わった花色や葉っぱのものが多く出てます。
それでもたいていは以下の5つの種に分かれると思いますので、このゼラニウム図鑑でもそれに従って
分類しています。
1.ゾーナル種(Zonal)・・・もっとも一般的なゼラニウム。丸い葉に色の濃いわっかのような帯状の模様が入る。
花は一重から八重まで。
最近パープルやブルーと称した色が出てきました(実際はヒューシャピンクです)。
花色は白からレッドまでのピンクのバリエーションです。(これは以下のゼラニウムにも
共通します。)2.リーガル種(Regal)・・・葉っぱに深いのこぎり状の切れ込みの入るゼラニウム。ラッパ状の大きな花を
咲かせます。寒さに弱いので、日本ではどうも「ペラルゴニューム」という名称で
一年草扱いで出回っていると思います。
我が家の庭には、この種類はまだ植えていません。
でもこの分類をまとめていたら欲しくなったりして。。。(笑)3.アイビーリーブド種(Ivy-leaved)・・・アイビーゼラニウムの名称で出回っている種類です。
下垂系植物で、アイビー(ツタ)に似た葉をもちます。花はゾーナル種に似ています。
最近アイビーゼラニウムの品種改良が進んでいる印象を受けます。
斑入りや縁取りのものなどが出ています。4.香りゼラニウム&原種(Scented-leaved & Species)・・・香りのある葉をもつものと原種を分類します。
ゼラニウムの原種の多くは南アフリカが原産地です。
今でも香料としての栽培は南アフリカで盛んなようです。
この種類は小さくて星形の花を咲かせます。5.ファンシィ・リーフ種(Fansy leaved)・・・以上4種に属さないものを分類します。
いわゆる変わり葉(もみじ葉)ゼラニウムや天竺葵として昔から愛玩された
斑入り葉などの品種を分類するのではないでしょうか。
いかがでしょう?こんな分類を念頭においてゼラニウムを見てみるといつもと違って見えたりして。。。
参考:「新・花と植物百科」(角川書店)
「センティッド・ゼラニウム ブック」(桐原春子・ほるぷ出版)
「Living」(マーサ・スチュワート)